· 

植物から肉

娘よ、フレッシュネスバーガーから、植物肉を使用した「THE GOOD BURGER」が発売されるという。8/12から一部の店舗でテスト販売、10/1からは全国展開を予定。どんな感じか?ぜひ一度食べてみたい。

本バーガーに使用する肉は、熊本発ベンチャー企業である「DAIZ」が開発した、大豆から作った植物肉。チップ状に加工されたもの(ミラクルチップ)を、水で戻すだけで肉に近い味と触感を再現した。

丸大豆からのうまみを引き出した。何も足さない、何も引かない。ミラクルチップは、大豆をそのまま使う、植物肉界における技術革新という。

開発者曰く、「穀物というのは眠っている種」。チップをつくる工程では、はじめに大豆を「発芽制御タンクにて目覚めさせる」ことから始まる。目覚めた穀物は、アミノ酸やビタミンなどの栄養価が増える。

大豆まるまる使用するため、搾りカスが出ない、それでいて大豆そのものよりおいしいという。

同社は、30年前から、もやしをベースにさまざまな種子の発芽に関して研究をしていた。ある時、発芽した大豆の成分を分析するとその結果が肉の成分とよく似ていることに気づいたという。さらに研究を続けた結果、「温度」「水分」「二酸化炭素」「酸素」の配合を調整することで肉の成分に極めて近い状態にすることに成功したという。

通常、牛肉1kgを食用として得るために、穀物を11kg必要とする。このミラクルチップでは、乾燥大豆1kgを水で戻すことによって、3kgの植物肉になるという。

硬さや、大きさ、配合を変えることで、鶏肉や、豚肉の触感も再現可能。あるテレビ番組で「とり肉って何の肉?」とやっていたが、どんな解答もバカにできなくなる技術である。

同社は、3年後100億円の売り上げをめざし、世界の食物危機に貢献する、と志は高い。

環境意識の高まっている中、畜産業の温室効果ガス排出量低減も追い風になる可能性がある。

 

折角高校に通える様になったのに、毎朝寝起きの目覚めが悪い娘よ、高校という「発芽制御タンク」を通して、まだ見ぬポテンシャルを引き出し、よきに発芽せよ!父より