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衣替え

むすめよ、6/1から衣替え、本来であれば4月から学校に通い、ちょうどウキウキした気分が抜けだす頃に、冬服から夏服へ切り替え、気持ちがリセットされる、そんなタイミングである。今年は、緊急事態宣言が解除され、これからようやく新しい学生生活が始まる。まだ知らぬ友達や先生、先輩に会えることに対して、ウキウキ気分の最中であろう。いずれにしても、高校生活が始まる。

中学校までは義務教育であり、勉強する内容も基礎的なことが多かったので、全ての教科でレベルを一律にあげることが、いわば必然であった。また、塾にも通い、高校での勉学に耐えうる「学習方法(習慣)を身につける」ことが重要であった。

高校生活では、少し「取り組み方」を切り替えてよい、と考える。これからの世の中で生き抜いていくために、この高校生活ではぜひ「自分が興味や関心があること、また得意なことをみつけ、それに対して、他の追従が許さないくらい、ダントツに、知る、考える、身につける」ことを意識してチャレンジして欲しい。そのため、他のことが全くダメでは問題だが、卒業に最低限必要な及第点レベル、多少下回っても構わない。

「自分の強みをつくる」。高校3年間で、その方向性を見極めるまで、でもよい。

例えば、得意な英語は、引き続き積極的にレベルアップを図る。その時に、学校内を目標にするのはあまりよくない。学校外でも通用する、視野を広くする。学校内の成績がいい、に留まらず、英検で1級を目指すとか、外部の英語の弁論大会で入賞する等、高い目標をもつとよい。

また、あと一つくらい好きなこと(興味、関心のあること)を見つけるとよい。例えば、コロナウィルスに絡め、どうしてウィルスが感染していくのか、どうしたら感染を防ぐことができるのか、を学問的に深めたい、と思えば「生物学」「公衆衛生学」を学んでみる。コロナウィルスの様な非常事態にヒトはどんな行動をするのか?であれば、「心理学」「人間行動学」。アニメが好きなら、絵を描くことに集中してもよい。本が好きだから、自分で小説を1冊書いてみてもよい。

もちろん、人生で一番の親友になるような友人との出会いがあるかもしれないし、クラスメートと一緒に何かを成し遂げる様な経験をするかもしれない。こんなことも学生生活で不可欠な要素であろう。

 

まあ、何はともあれ、これから始まる高校生活を悔いなく楽しんでほしい。父より