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北九州市の英断

むすめよ、緊急事態宣言が解除され間もなく、感染者が増加し、少し混乱状態になった北九州市。感染者の追跡がなかなかうまい具合にことが運ばなかった。従来、陽性者の濃厚接触者に対しては、症状が出ている人を抽出しPCR検査をするという運びだったが、濃厚接触者の全てを検査する行動に出た。結果として、5/2931で、54名の陽性者が確認できた。内42名は無症状であるという。従来のやり方であれば、陽性者は12名、残り42名にフォーカスは当たらず、その内の何人かは市中感染の要因となっていただろう。

これが、コロナウィルス問題が難しい所以である。緊急事態宣言が解除されたかたといっても、いつ、どの自治体で市中感染によるクラスターが発生してもおかしくない。どの自治体よりも先駆けて陥ったこの状況に対して、今後の模範となる施策を実行したことは素晴らしいと思う。何とかしようという市長はじめ市職員の思いが強かったに違いない。

感染後発症した人に関しては、「発症前2-3日間と発症後1週間から10日間で感染力がある」というのが周知されてきた。無症状感染者に対しては、無症状ゆえにこの理屈がうまく当てはまらない。ただ言えることは、その時無症状でもその数日後発症するかもしれないし、相対的に弱いかもしれないが「感染力はある」かもしれない。いすれにしても、隔離監視下に置ける方がよく、それにより、社会から「不安感」を取り除くと共に、経済再開するための必要条件(十分かは別として)となってくる。

感染者数だけを見ている人は、戸惑う人もいるかもしれない。ただ、「検査対象基準を変えたことによる感染者の増加」は、「今後の感染拡大の芽を摘む」ことであり、そこには単純な増加とは全く違う意義がある。

サッカーのJリーグは7/4の開幕に向け、選手及び関係スタッフ全員2340人を対象にPCR検査を実施することを公表した。日本も、いよいよ、「攻めの検査」へステージが移り出した、これは本当にいい兆しであると思う。父より