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厚生労働省にエール

娘よ、今まで、入院した感染者が退院するための条件として、「PCR検査で2回連続して陰性判定」を得る必要があった。厚労省にて、これをが大きく見直される。具体的には、「発症から14日間経過」かつ「症状がなくなってから72時間経過」すれば、PCR検査する必要なく退院できるという。(※これに当てはまらないケースでは、PCR検査を実施することもある)

これまで、この退院時のPCR検査に関しては、PCR検査キャパに影響することが問題となっていた。また、PCR検査はその感度が高いことから、残存するウィルスの死骸等にも反応し、感染力がないのに陽性判定となり、病床を長く占有することが問題としてあった。今回の見直しによってそれら2点の問題が概ね解消される。

これには、厚労省が「状況を見て、柔軟に対応し、よりよい方向に状況を改善しようとする姿勢」が感じられる。世界の研究者のおかげで、「症状が出てから7~10日間経過するとウィルスの感染力がほぼなくなる」ということが分かってきたことが背景にある。逆に、感染力が高いのは、発症する前の数日から発症後7~10日間である。このことから、感染拡大を抑えるには、感染初期の段階で手を打つことが重要であると判断した厚労省は、今回の見直しによって得られるリソースを、「無症状感染者を含む感染の可能性がある人を検査に誘導し、できるだけ初期段階で感染者を見つけ、隔離する」スキームに再配置することを水面下で進めているのでは?ということが期待される。厚生労働省から目が離せないね。父より