· 

だ液

娘よ、今朝のニュースでだ液が話題になっている。

コロナウィルスを有無を判断するPCR検査の検体に「だ液」を使うことを、厚労省が今月中に認可予定とのこと。

今まで、検体は、鼻に長い綿棒みたいなものを強引につっこんで採取した鼻汁であった。

それがだ液ですむとしたら、次のメリットがある

・検体採取者の感染リスク低減(採取時にくしゃみ等により飛沫をあびるリスク等)

・検体採取の作業負荷も軽減(採取時の立会いは必要かもしれないが、採取自体は被検査者に任せられる可能性もある)

・だ液には、鼻から採取した液よりも5倍のウィルスがあるらしく、感度UPする可能性がある

また、PCR検査キャパの足を引っ張る要因の一つに、感染者が退院する時の陰性2回確認があるが、

鼻から採取した液には、ウィルスの死骸残留による陽性反応の影響(液が循環があまりよくない)があり、

実際は感染力がないのに病床を長く占拠してしまうことがある、というのが最近分かってきたようだ。

だ液は比較的液の循環がよいため、この影響を排除できる(病床確保への貢献に期待できる)

一方、だ液に5倍のウィルスが存在することに注目すると、やはり声を出すことによる感染リスクも高いと考えられる。

感染のメカニズムの1つはエアロゾル感染のため、密閉された空間で大勢の人が声を発する場合には、

やっぱり注意が必要ということだ。

人に感染させないため、自分が感染しないため、状況と目的に合った形でマスクをつけることが現状最善の施策である。

父より